OSX 10.9になって、Volume Purchase Programがスタートしました
Volume Purchase Program(以下VPP)ってなんぞや?
元々OSX上のAppStoreで売られているソフトウェアのライセンス購入方法として
- 1.AppleIDを利用しAppleIDごとに購入
- 2.Apple法人窓口でアクティベートコードを発行してもらい、Mac1台ごとにメールアドレスを作成しAppleIDを作成した後に、AppleIDへアクティベートコードを適用する
この2つしかありませんでした。
ビジネス用途向けとしての進化した内容
- 専用HPよりVPP専用のAppleIDから必要なソフトを必要な本数購入
- MDM(Mobile Device Management)を利用し必要なソフトウェアライセンスを任意のAppleIDに対して貸出ことが可能となっています。
ここでおもしろいのが、ライセンスの貸出であって、付与ではない
MDMサーバーへ登録したAppleIDにのみ貸出と無効化を適用可能です
MDMサーバーってどうやって作るのか?
- OSXserverを1台立てる
- プロファイルマネージャを稼働させる
- VPP HPからトークンをダウンロード
- トークンをプロファイルマネージャーに適用
楽なのか?っていうと、経理処理とライセンス管理は楽になりますが、OSX Serverを持っていない場合は新規でサーバーを構築しなければいけませんし、すでにiOS用にサードパーティーMDMを利用している場合などは、サードパーティーの対応待つこととなります。
個人的には楽になるようにも思えますが、結局ライセンス振り出し能力しか持たないサーバーを維持するというのが面倒になる場合がほとんどだと思われます。
今までの方法だと、AppleIDを大量に発行して、ライセンス管理がぐちゃぐちゃになる場合もありましたので、ライセンス解放ができるのが一番のメリットかなと
とりあえず、気になった人はAppleへ聞いてみましょうね。