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Synology DS1515+を購入してみた

ぶっちゃけ、かなり速いです

1GbpsLAN 1Portで95MB/sも出てしまう上に、4Port Bondingできて400MB/sもの速度を記録、速度だけならQnapやThecusなどかなり優秀だったと記憶しています。さて、今回このSynologyをテストするに至った理由について簡単にまとめていきます。

1.データ転送速度が速い

2.LDAP/AD互換がある

3.VPN/PXE/DHCPサーバーなど拡張アプリたくさん

4.クラウドストレージのバックアップとして機能する

5.SHA(Synology High Availability)を利用すると、データもサーバー機能もアクティブ/パッシブ構成で保護される

1.データ転送速度が速い
今まで、この部分については数多のNASが出てきており、QnapやThecusでも変わらない速度をたたき出していると思います。大きな違いといえるのは、SSDキャッシュの部分とメモリ増設によるキャッシュの利用の部分でしょうか。レンダーファームなどで同一ファイルを同時に読み込むようなCG会社にはSSDキャッシュ機能が効くのではないかと思います。

中小のCG会社では、システム管理を雇えないことや、ネットワーク設計・サーバー構築運用など負担が大きいと思われます。この部分についても簡単に構築できるようになっている上、速度も高額なサーバーと大差ないというのがすごいと思います。

2.LDAP/AD互換がある
ディレクトリサービスは、WindowsならWindowsServerでADを、Linux/OSXならLDAPを構築することとなりますが、既存で組んでさえあれば接続するだけでOK

3.VPN/PXE/DHCPサーバーなど拡張アプリたくさん
とにかく、メモリのある限りなんでもできそうな感じ。小規模な会社でシステム管理やインフラエンジニアを雇えなくても、こいつさえあれば何とかなる

4.クラウドストレージのバックアップとして機能する
クラウドストレージは便利ですが、インターネット接続がなくなると使えなくなります。でも、NASのバックアップとしてクラウドストレージを利用するという考えも面白いです

5.SHA(Synology High Availability)を利用すると、データもサーバー機能もアクティブ/パッシブ構成で保護される
管理者不在だったりしても、導入時にちゃんと考えて導入すれば、データの保護も完璧だし、トラブル時の停止は1分以内。

会社での導入はがんばりましたが、個人でもDS115jを購入するか悩んでます

Apple FinalCutPro XのプロジェクトをAvidMediaComposerへ持っていく方法

ちょっと前までならAutomatic Duck’s Pro Export FCPやCatDVを利用してコンバート作業をするのが通常でした。一手間かけてもよければBlack Magic Design Davinci Resolve Liteを利用すれば0円でコンバートが可能となります。

手順はこうです
1.FinalCutPro Xから書き出したいプロジェクトをXMLで書き出し
2.Davinci Resolve LiteでXML読み込み
3.再リンクを行い、リンクを確認します
4.DNxHDコーデックへのコンバートとMXFラッピング、AAFの書き出し
5.MediaComposerでAAFを読み込み、再リンク

簡単タダ!

ソフトをいっぱい使わないようにするのが一番よいことなのですが、そうならないことが多々ありますよね〜

ProRes 4444 XQ追加情報

ProApps Codecs v1.0.5
コーデックはここからダウンロードできます

実際の利用にはFCPX10.1.2かCompressor4が必要で、しかもOXX10.9じゃないとインストールできないんじゃ?という疑問とともにまだなんもテストできていません。

また、 AfterEffectsやNukeでの利用も出来るようです
コーデックのインストール後、古いソフトでの利用が出来るか?
DevinciResolveでの利用が出来るかどうか?チェックしてみようと思います

※うまくいけば、重い連番ファイルを使わないでよくなるし、ストレージ削った分で効率化できる幅が広がりそう

参考になるBlog
http://hiroshisaito.net/blog/2014/08/prores-4444-xq.html
http://hiroshisaito.net/blog/2014/08/apple-prores-4444-xq.html

また、ARRI Alexaも対応とのことなので、一気に広まるんじゃないか?という期待もしています。
https://www.arri.de/news/alexa-xrxt-supports-new-prores-4444-xq/

AJAやBlackmagicDesignなどもそうですが、ソフトウェアなどもどんどん対応の幅が広がっていけば助かることが増えていきそうです。

いつのまにかリリースされていたApple ProRes 4444 XQ

Apple ProRes について

上記ページを見て貰うと、Apple ProRes 4444 XQが新しく追加されています。
rec709を超えるダイナミックレンジを保持と書かれているので、もしかするとDPXやOpenEXRで準備していたDevinciResolve用の元データをProRes 4444 XQで圧縮してから利用出来るようになるのでは?という期待をしています。

実際問題として、用意すべきストレージの性能が約1/4ですから、4K対応時にもデータ総量を抑えたり、転送速度の遅いストレージでも作業か可能になりそう。また、速いストレージを利用すると、複数ストリームでの作業ができそうですね。
1920×1080                             4K
約 500 Mbps(62.5MB/s)  約2000Mbps(250MB/s) Apple ProRes 4444 XQ
約1918Mbps(239.76MB/s) 約7672.32Mbps(959.04MB/s) OpenEXR
※29.97 fps 4:4:4

AvidMediaComposer6.5.4のインストール失敗

Avid Mediacomposer6.5.4でインストール作業中にカーネルパニックでリスタートされる問題について

とくに、アナウンスは無いと思いますが、インストール作業中にカーネルパニックでリスタートされる問題についての解決方法がおもしろかったので備忘録として書いておきます。

Avidからダウンロードしてきたdmgをディスクユーティリティーで読み込み/書き込み有効で変換するだけで、カーネルパニックは起きなくなります。謎ですがw

Thunderboltケーブル

Thunderbolt接続機器が増えるに伴い、多々ケーブルの購入をしています。
初期の頃はAppleのケーブルを購入していたのですが、ケーブルの長さが微妙だし、堅いしで…他の物を探していました。

住友電気工業(株)さんのThunderboltケーブルを発見して、細経と通常タイプがあり、白黒選べるのもまたよしです。あと、光ファイバータイプも出ていて、5mオーバーの配線にも対応しています。※かなり高額ですが

さすがケーブルメーカーなだけあって、30cm/50cm/1m/1.5m/2m/3mと細かく長さを指定出来るのはすごく良いし、安価。安価でも光ファイバーケーブルなどを利用してきたメーカーですので安心して購入できました。

会社では、50cmを2本と、光ファイバー10mを1本使用していますが、増量予定です。個人的にも2本目を購入するところです。

AdobeTypeKit

フォントの契約をする際に、モリサワフォントワークスAdobeダイナフォントという選択肢があると思います。

現状、DTPやWebデザインでの商用利用については、これらの会社で「購入さえしてしまえば」特に問題が起きない事がほとんどです。
※要利用規約詳細を確認のこと。フォントによって営利目的不可な物が混じっていることがあります。

最近では1年間使い放題プランや、特定業界向けプランなどもあり、PC1台からの契約ができるようになっています。料金も年額3万円ほどからとなっており、全部購入して100万円位を支払っていた頃と比べるとかなりのコストダウンをできるようになってきました。

さらに、今回のお話はAdobeCCで利用出来るAdobeTypeKitのお話です。
※AdobeCreativeCroudEnterpriseではまだ利用出来ないようです

○プラン

  • 体験版プラン(無料・期間制限有り)
  • ポートフォリオプラン($49.99/年)
  • AdobeCreativeCroudプラン($29.99/月〜)
  • エンタープライズ(契約による)

AdobeCreativeCroudプランの全部入りに加入している場合は、追加料金なしで利用できるので、モリサワやフォントワークスが高くて手が出ない場合に利用してみてはどうでしょう?

問題となるのは、映像利用が不能な物があるとのことなので、確認の上で

10GbpsNIC追加用にThunderboltエキスパンションケース購入

Thunderboltエキスパンションケースを購入してみました
mLogic社のThunderbolt Expansion Chassisが$399なので、最安で購入できるThunderboltケースとなります。まだ届いていないので、Myricomの10GEを入れてテストしないことには何ともなんですが。輸入代理店がアスクということですので、期待しています!

後日納入されたら、色々書きます

追記:2014.5.9

20140509-122354.jpg

20140509-122404.jpg
さぁさぁやってきました。まだ動作チェックだけですが、カード入れるのは結構簡単で5分もあれば動作確認まで行けます。
マニュアルが付属していないのが残念ですが

SDI Dual Link時の注意点

普通に気にせずやってしまいそうなのことの一つで
SDI Dual Link時に、片側のSDIからオーディオのデエンベデッドを行う際に注意点があります。

スルーでSDIを出しつつオーディオのデエンベデッドしてくれるかな?とか思ったら、やっぱり遅れるんですよ…ということで、スプリッターを挟んで音と絵を分離してからデエンベデッドを行うしかないようです。

ま、3G SDIとか6G SDIとか12G SDIになっていくと、そもそも1ラインだけでできるようになるので、Duallinkなんか使わなくなってきているから忘れがちですが…しっかりはまる場所なので気をつけましょうねw